
分譲マンションに限らず、マイホームをお考えになられる方が目を通されるのが、新聞などの折込広告です。毎週末ともなると、多くの折込広告が入っていますし、そういった意味では身近なものですから、目を通された方も多いのではないでしょうか?
ここでは、広告チェックのポイントをご紹介します。
広告の種類
【予告広告】
広告の中には「予告広告」というものがあります。これは、まだはっきりした価格などの詳細が決まっていない段階で打たれるもので、広告の中に「予告広告」といった見出しがあり、「販売開始までは契約または予約のお申込には一切応じられません」といった表記が見られます。この広告では価格などが決まったときに同じ広告媒体で販売広告を出すことになっているので、そちらを確認するようにしましょう。
【シリーズ広告】
予告広告の他に、「シリーズ広告」というものがあります。これは、イメージ写真にコンセプトなどをそえて、新しいマンションが登場することを伝えるものです。こうした「シリーズ広告」は1年以内に数回、同じ新聞あるいは雑誌に掲載するもので、最終回の広告は販売広告として、詳しい物件概要を載せることになっています。シリーズ広告でも販売開始までは予約などはできません。興味をひかれたら次回の広告をチェックし、最終的には販売広告を確認しましょう。
物件概要
広告の中に、物件概要という項目があります。これは、字の通り、その物件の名称や所在地などの概要が記された項目です。特にその中でも、注意すべき点を挙げてみました。
総戸数・販売戸数
分譲マンションの場合は広告時に販売しようとする建物ごとに、総戸数と販売戸数が表示されます。総戸数には、管理人室、集会室、店舗なども含まれます。販売戸数とは、実際に販売される戸数のことを指します。
専有面積
専有面積は建築基準法にしたがって壁などの中心線で囲まれた部分の面積が表示されます。売買契約書でも同一の面積が記載されます。しかし、登記される面積は壁などの内側の部分ですから、表示面積より少なくなりますが、実態は変わりません。なお、専有面積には、バルコニーやポーチ等の面積は含まれません。
駐車場
駐車場の台数が記載されています。大切なのは、販売戸数に対して何台の駐車場が確保されているかということです。物件によっては、100%駐車場を確保できていないものもありますし、その場合、近隣で駐車場を借りる必要も出てくるので注意しましょう。
交通
最寄のバス停・駅など、公共交通機関までの所要時間が記載されています。
例えば、○○バス停徒歩○分、○○駅徒歩○分、といった形です。
ここで注意しなければならないのは、徒歩による所要時間です。不動産広告において徒歩1分とは、距離にして80メートルのことを指します。ちょうど、大人の男性の歩く速度です。
また、信号待ちなどの時間は考慮されていませんので、実際にかかる時間と違うこともあります。実際にどの位かかるのか、ご自身で調べることも大切です。
完成日(竣工日)・入居予定
建物の完成日・入居予定が記載されています。賃貸に入居されておられる方は、その物件の解約手続きや引越しを考慮する必要がありますし、お子様がいらっしゃる方は、学校の入学・転校手続きを考慮しなければなりません。すぐに入居できる物件であれば問題ありませんが、まだ完成していない物件では、入居時期に注意が必要です。
※建物の完成=入居ではありません。建物の完成予定日と入居予定日が違うのは、工事が完了してから竣工検査を受けてこれに合格してから建物の清掃等をするための日数がかかるからです。
事業主(売主)・施工・設計、監理・管理会社
事業主や施工、設計・監理、管理会社が記載されています。分譲マンションでは、それぞれ違う会社が請け負うケースがほとんどになりますので、それぞれどういった会社か、事前に知っておくことが大切になります。
入居後のアフターメンテナンスなど、どの会社が責任をもって対応してくれるのか、確認しておくことをお勧めします。
間取り図
広告の中に間取り図が記載されています。ここでは、専有面積やバルコニーなどの面積を確認することが大切になります。また、以下の内容についてもチェックしてみる必要があります。
方位
広告に掲載されている方位マークを確認しましょう。すべての物件が日当たりの良いものであるとは限りません。これはお部屋の採光性にも、大きく影響してくる部分です。付随して、通風性もチェックポイントの一つになります。窓の位置や方向、数を確認してみましょう。
収納スペース
マンションでは増築ができないがゆえに、広さが大切になってきます。そういった意味では、収納スペースの確保も大きなポイントの一つです。部屋は広いが、収納不足・・・なんていうことのないように、事前に間取り図でチェックしましょう。
パイプスペースや柱の出っ張りも専有面積のうち!
物件にもよりますが、次のような部分も専有面積に算入されています。
・PS(パイプスペース=ガス管・水道管などを住戸内に引き込んだスペース)
・柱の出っ張り
パイプスペースがどこにあるのか、柱の出っ張りはどうなっているのか、事前に間取り図で確認してみましょう。それと合わせて、ご自身のライフスタイルに当てはめて考える必要があります。
部屋の面積に廊下の一部が入る!
リビングダイニングの広さが12畳となっていても、LDに続く廊下のドアのところまでの面積が含まれているのが一般的です。部屋として使えるスペースは廊下の分だけ差し引いて考えなければなりません。
支払い例
広告をチェックされる際、一番気になられるのがお支払いの部分ではないでしょうか?モデルルームでの商談においても、来場される方からよく質問を受けるのがこの、支払いについてです。では、広告での支払い例はどのようになっているのか見てみましょう!
よくある支払い例
頭金0円 ボーナス0円
月々 ○○,○○○円(ボーナス時返済なし)
※上記支払い例は、銀行ローン35年返済、金利○.○%当初3年間の場合の返済例です。
※融資条件・借入可能額・分譲価格以外に関する詳細は、マンションギャラリーにてご説明させて頂きます。
※金利・融資額は変更になる場合があります。
頭金0円
実際に物件に充てる頭金は必要ありませんが、取得時に必要になる諸費用(登記・借入費用)が別途かかってきます。
月々 ○○,○○○円
実際の支払い額ですが、別途管理費等が必要になります。
支払い条件
ほとんどの支払い例が、最長の35年返済で、金利が低い銀行ローンの短期固定型でのものとなっています。住宅ローンにも公的融資・民間融資とありますが、ご自身の計画にあったものを選ばれることをお勧めいたします。
また、銀行ローンの短期固定型は金利が低いというメリットがある反面、固定期間が終了すると金利を見直す形になりますので、支払いが上がる可能性も出てきます。当社では資格を持ったプロのアドバイザーが多数おりますので、お気軽にご相談下さい。
融資条件・借入可能額
融資条件、借入可能額については、お申込になられる方の、勤務年数やご年収によっても変わってきます。
※広告での支払い例はある程度の目安とすることができますが、詳細は実際にマンションギャラリーに行かれて尋ねられることをお勧めします。
設備・外観・周辺環境
設備や外観、周辺環境についても広告で確認できる場合があります。実際にご入居された場合、そこで長くお住まいになられる方がほとんどだと思いますので、これらの部分に関してはよく確認しておく必要があります。
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